借主の住む権利は借地借家法で守られている!

11 3月

借主が知っておくべき借地借家法

賃貸契約は、借地借家法という法律が適用されます。これから賃貸暮らしを始める人も、既に始めている人も、知っておいて損はない法律です。賃貸と言えども住まいは生活の拠点となる重要な場所ですから、家主に突然出て行ってくれなどと言われたら困りますよね。家主が身勝手な理由で退去を迫ってきても住み続けることができる権利などが定められた、借主にとっては強い味方となってくれる法律です。知らなくて泣き寝入り、などということは避けたいものですよね。

一度契約を結んだ賃貸住宅には住み続ける権利がある

借地借家法にはいろいろなことが定められていますが、特に契約解除についての部分は重要です。突然路頭に迷うようなことにならないためにも、この部分だけは把握しておきましょう。貸主が借主に退去してもらう時は、少なくとも6ヶ月以上前に申し入れをしなければならない、正当な理由がなければならない、とされています。6ヶ月以上前であっても正当な理由がなければ借主は断ることができます。この正当な理由とはかなりハードルが高く、例えば老朽化による建て替えでも滅多に認められません。

更新がない定期借家契約

しかし平成12年に借地借家法が一部改正され、定期借家契約というものができるようになりました。定期借家契約とは簡単に言えば更新のない賃貸契約のことです。契約期間が二年間であれば、二年後には退去しなければなりません。始めから更新しない契約ですから、貸主が退去を望めば断ることはできません。借主にとっては少し不利なように思えるかもしれませんが、定期借家契約となっている物件は、通常の賃貸物件に比べて家賃が割安になっていることが多いです。二年後に退去することが決まっている人にとっては、不利どころか狙い目の物件ですね。

賃貸というのは、気軽に住み替えができるという魅力があり、ライフスタイルが変化した際にも柔軟に対応できます。